前回書いた各種プロセスの内容を列挙。

収集プロセス
 収集プロセスでは、「数時間使って頭の中の『気になること』を全部書き出す」こととある。
 
 「記憶」を外部ツールに任せてしまうため、思いつくことは全て書き出して、
 安心して忘れてしまうため、思考を巡らし頭の中にあることを書き出す。

 といっても、ある程度すると思い浮かばなくなってっくるので、
 『気になること』を思い出すヒントになる「トリガーリスト」を利用して、さらに思考を巡らす。

 「これも書き出したほうが良いかな?」と迷わず、思いついたら書き出しておいて、
 取捨選択は、後のプロセスで行う。

 あとで思いついたりしたら、収集しておいて定期的に後のプロセスを行う。

処理プロセス
 処理プロセスでは、収集した『気になること』リストをシステマチックな処理を行い、
 いくつかのリストに分類する。

 いくつかのリストは、以下の通り。
 受信箱:「未着手のタスク」を入れておく。思いついた考えなど。
 次にとるべきアクション:あと数日のうちに実現すると決めた数少ない物事。
 いつかやる/多分やる:いつかやりたいと思っていること。
 プロジェクト:いくつものタスクの集合となっている大きな仕事。
 資料:次にとるべきアクションを実行するためにあるトピックについて調査したことなど。
 連絡待ち:誰かに任せた仕事の連絡待ちのもの
 

ここまでできれば、GTDの導入については50%ほど完了。